28ヶ月後の被災地、七ヶ浜町菖蒲田浜

2013年 07月7日 - 日常

今日(6日)は午前の法務を済ませ、私用で仙台へ出かけた帰りに、足を伸ばして七ヶ浜町を訪ねました。
この町は、大震災発生後ひと月の4月11日に、一番最初に供養を行った思い出の地です。
何故この町を最初の候補地に選んだのかは今でも定かでありませんが、当時のテレビで浜一面にコンテナが流れ込んだ映像が気になっていて、訪ねたことと思います。

七ヶ浜町は、仙台と松島の間にあります。
しかし幹線有料道路からは少し離れているので、昨年のお盆以来お参りが疎かになっていました。
車窓から見える海では、若者たちがサーフィンに興じています。
「まだこの地においても行方不明の方がおられるのだろうにな」との思いと、「一日も早くサーファーで賑わった元の町に戻したい」と思う人々の交々とした情景が伝わってきました。

被災以来、浜の一角に卒塔婆を建てていましたがご無沙汰でしたので恐る恐る行ってみますと、潮風に吹きさらされて色焼けしていました。
でも元気に建っており、犠牲者の供養ばかりでなくサーファーの安全をも見守っているようでした。

今年のお盆までに新しい卒塔婆を建て直すことを決意して、帰路につきました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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