筍と蘭で、春を満喫

2014年 04月10日 - 日常

昨日、日帰り上京している留守の間に、静岡に居られる親しい先輩より「初物の筍(たけのこ)」が届いていました。
福島では早くてもGWころに収穫する筍ですが、先輩よりは毎年この時季になると旬の味覚をお送りいただきます。
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これがまたスゴイ。
届いたらすぐに食べられるようにと、ご自身で掘りあげたモノを、すぐさま奥様が皮を剥いて湯掻き、クール便で届けてくれるのです。
よって筍独特のエグミは全くなく、軟らかくて美味しい筍をいただきました。
毎年我が家は、この行為=好意に感謝し驚いています。

皆さんは「春蘭」という花をご存知でしょうか?
先日お参りに来られたご婦人方が、境内にあるこの花を見つけて「ジジババ」だと言って喜んでいました。
春蘭は野生ランの一種で、日の差し込むやや乾燥気味の雑木林や松林などに自生するそうです。
主な開花期は早春から春、地際から花茎を出しその先端に淡い黄緑色の花を1輪咲かせます。
大きさは5cm前後で、花茎はさほど長く伸びず、葉の陰に隠れるようにひっそり咲く姿が可憐です。
葉っぱは細長く幅はおよそ1cm、長さは30cmほどに伸び、緩いカーブを描いて垂れ下がります。
春蘭の別名は「ジジババ」。
花姿をこまかく見ていると、上の方におばあさんが頭にかぶる”ほっかむり”、下の方におじいさんの”白いひげ”、があることから、そう呼ぶそうです。
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花に対してまったく無知の法華坊主もまたひとつお利口さんになりました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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