大震災より、37ヶ月の月命日

2014年 04月12日 - 日常

昨日は、岩手県盛岡市において東北教区の新年度役員会がありました。
会議は午後からですが、11日でもあったのでまずは被災地のご回向をしてから会場に向かおうと思い、宮城県名取市閖上・日和山に車を走らせました。
毎月訪れているる場所ではありますが、月命日はどことなく胸が締めつけられるような気がします。
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まだ朝が早いせいか、山上にはお参りの人の姿はありません。
でも此の地に、いまだに行方不明の方は間違いなくおられるのです。
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山からすぐそばの所に閖上中学校があります。
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この学校では、大震災によって14名の生徒が亡くなっています。
今年も全国各地の中学校で新入生を迎え、新しい旅立ちが始まったことでしょうが、この14名の尊い命は決して帰ってくることはないのです。
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県道10号線を北上し閖上大橋を渡ると、仙台市若林区に入ります。
荒浜地区には、昨年の3回忌の折に建立された聖観音像があります。
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月命日といっても、3年1か月ともなるとお参りの人の数は少なく、あの大災害は人の心からだんだん忘れ去られていくものなのでしょうか。
いつまでも、ひとりでも、お参りを続け「供養と祈願」を実践することを再誓しました。

午後からは会場のホテルで、前年度の活動報告・決算と今年度の活動計画・予算が協議され、仲間とともに新年度のスタートを実感しました。
夜の懇親の席では、会話が弾むと同じように酒量も急ピッチで酣を迎え、楽しいひと時を過ごすことができました。

今朝、食事を済ませて帰路につきましたが、久しぶりに一人で300キロの運転はしんどいものでした。
009しかし、御所湖から見る残雪の岩手山は雄大です。
いつも見慣れている吾妻・安達太良連邦とはひと味違った魅力がありました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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