桜花雑感

2014年 04月14日 - 日常

福島県内も桜が開花や満開となりました。
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それに伴い各地でお花見が盛んに行われています。
この花見は、もとは春の農事に先立って、花の下で神酒を供え農作を祈願したのが始まりとされています。
奈良時代は、中国から梅の花が伝わり、梅を鑑賞するのが花見でした。
それが平安時代に桜へと人気が移り、以来「花見」といえば桜の花となりました。
慶長3年(1598)の春に、豊臣秀吉が京都の醍醐寺で催した花見は、諸大名ら約1300人を従えて盛大に行われ、「醍醐の花見」として記録に残っています。
江戸時代、徳川家光は奈良・吉野山の桜を上野に移植させ、上野を桜の名所にしました。
さらに8代将軍吉宗は、飛鳥山や隅田川堤など多くの場所に桜を植える政策をとり、江戸に桜の名所をたくさん作りました。
江戸時代から花見の定番となっている花見団子。
串に刺さった三色団子の、ピンクは春の桜を、白は去りゆく冬の雪を、緑はこれから来る夏を表したものだ、ということを聞いたことがあります。

「花より団子」ということわざは、「風流に花を見るよりもお腹の足しになる団子を食べる方を好む」ということから、外観よりも実益を選ぶという意味です。
時には、風流のわからない人を批判するときにも使います。

我が家の周りにも名所がたくさんありますので、ゆっくりと夜桜見物などをして風流を楽しみたいものですが・・・?。

夕陽が綺麗です。明日もお天気良さそうですね。
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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