春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)

2014年 04月16日 - 日常

春眠暁を覚えず、ということわざをご存知のことでしょう。

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春はなぜ眠くなるのでしょうか?
まず一つとして考えられるのが、春は日が長くなるので、活動時間が長くなり、結果的に就寝時間も遅くなって睡眠不足になってしまうのです。
次には暖かくなると新陳代謝が活発になり、ビタミンB1が必要します。
日本人は白米でお腹をふくらせているので、ビタミンB1が不足しがちで、世界の中でもいねむりをよくしてしまう国民なのだそうです。

眠気を感じる時期は、最低気温6度から15度ぐらいの時期であるとしています。
ちょうど布団をかぶって暑くもなく寒くもなくといった気温で、なかなか布団からも出られないのではないでしょうか?
この気温は東日本や西日本の太平洋側では3月末から5月の中頃に当たり、ちょうど年度が変わる時期から連休明けの時期なので、環境の変化による心労や、また連休で遊び疲れた結果、眠くなるということも考えられるではないでしょうか?

春眠暁を覚えずとは、春の夜は心地よいので、朝になったことにも気づかず眠り込んでしまうという意味です。
日本人的食生活や年中行事・昼夜の長さの逆転に加えて、心地よい温度が春の眠りを誘うのではないでしょうか?

ところで、春ばかりではなく「年中暁を覚えず」といった生活をしている人はいませんか?
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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