あなたの〝そば〟がイイ

2014年 06月9日 - 日常

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日本には、春と夏の間に第5の季節といわれる「梅雨(つゆ)」がありますが、生物は元気に成長しています。

今日もいち日、梅雨空の鬱陶しい天気。
そんな中、気分転換にプチドライブして「お蕎麦(ソバ)」を食べに行って来ました。
「ソバの栽培は手間いらず」といわれ、コメのように豊富な水や平らな土地は必要なく、山間部で育ち、日照りや干ばつにも強いのです。
だから昔から、コメや小麦が育ちにくい寒冷な山地や荒れた土地でつくられてきたのです。
しかも、タネをまいてから2~3か月で収穫でき、秋と春に年2回、収穫する地域もあるほど強い作物なんですね。
そのうえ、ソバは栄養満点。
同じ穀物のコメや麦などとくらべてタンパク質が多く、生活習慣病予防や、疲れをとるのによいとされる栄養成分が豊富にふくまれているといいます。
簡単に栽培でき、しかも栄養があるソバは、日本では縄文時代の昔から食べられてきたそうです。
おソバ屋さんでは、ざる蕎麦をたのむと、最後にお店の人が「ソバ湯」をもってきてくれます。
「ソバ湯」というのは、ソバの茹で汁で、とけだした栄養がたっぷり入っているというので、私はいつもシッカリいただいて来ます。
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“信州信濃のソバ(蕎麦)よりも、あたしゃあなたのそば(傍)がいい”
今に伝えられた昔のたとえ話ですが、ソバが異性と比較されるほど重宝されていたという証しでありましょう。
鬱陶しいこの季節、傍に寄られるのも善し悪しですが、カビ臭いと言って遠ざけられないようにも注意しなければいけませんね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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