七夕雑感
2014年 07月7日 - 日常
♬ 笹の葉 さらさら
軒端に揺れる
お星様 きらきら
空から 見てる
五色の短冊
私が書いた
お星様 きらきら
金銀砂子 ♬
今日は七夕(たなばた)。
年に一度のデートをどのように過ごされたでしょうか。
七夕は、古代中国の七夕伝説、手習い事の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事に、日本古来の収穫行事が結びついたものだそうです。
日本の旧暦の七夕は稲の開花期で、水害や病害などが心配な時期です。
また、お盆(旧暦7月15日)の準備をする頃にもあたります。
そこで、棚機女(たなばたつめ)という巫女(みこ)が、水辺の棚の上に設けられた機屋に入り、棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機を使って先祖に捧げる衣を織りあげ、それを祀って収穫の無事を祈りました。
「棚」には、神聖なものを一段上げるという意味があります。
やがてこの行事と「乞巧奠」が交じり合い、願い事を短冊に書いて笹に飾る行事に変化していきますが、もともとは7月7日の夕方を表して七夕(しちせき)と呼ばれていたものが、棚機(たなばた)にちなんで七夕(たなばた)という読み方に変わっていったそうです。
ありがとうございました。 法華坊主 joe