盂蘭盆雑感

2014年 07月14日 - 日常

私たちの地元は8月ですが、首都圏(東京・横浜)と一部の地方では、7月(13~16日)にお盆を迎えます。
さて、お盆ってなんでしょう?
・7月または8月の13日より16日までの4日間をさします。
・13日の夕方に迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。
・期間中には僧侶を招きお経や飲食の供養をします。
・16日の夕方、送り火を焚き、御先祖さまにお帰りいただきます。
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さらに説明すると、お盆は先祖の霊(れい)を迎えて供養する時期で、正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
盂蘭盆は、逆さまに吊るされた苦しみを救うという意味のサンスクリット語(古代インドの言語)で、お釈迦さまの教えにに従い、地獄に落ちて逆さ吊りの罰に苦しむ母親を救うため7月15日に供養したところ、成仏することができたということに由来し、日本独自の祖先信仰(そせんしんこう)と結びついて、日本ならではのお盆の行事ができました。
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法華坊主も早朝に地震のあった一昨日に上京し、昨日まで棚経(お盆のお経)をお勤めしてきました。
お盆(盂蘭盆)は、先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく成仏してくれるようにと、私たち子孫が報恩の供養をする時なのです。
至心に合掌して、懇ろなるおつとめをいたしましょう。
また8月に詳しくお話しします。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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