浴衣にご注意

2014年 08月2日 - 日常

8月に入り、夏祭りが真っ盛り。
花火、祭り・・・と夏のイベントがどんどん開催され、昼でも夕方でも浴衣の女性を多く見かけませんか。
でも気になりません?
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(あなたから見て)左側の襟が上になっていますよね。これが「左前」という身頃。
女性の普段着(洋服)は、この「左前」が通常です。
しかし、和服・着物に限っては、男女の別なく、(あなたから見て)右側が前となる「右前」が正式な着方です。
もちろん浴衣も着物の一種ですから、「左前」は間違った着方です。
これは着物のマナーとしても基本であり、しかも単純に「左前」の着方は「間違っている」と笑われるだけでなく、縁起的にも忌み嫌われる着方です。
なぜかと言うと、死装束が「左前」なんです。
着物を「左前」に着るのは死者だけなのです。

皆さん、気をつけて見てみてください。
死人がウヨウヨいますから。
法華坊主はすれ違うたびごとに、足のついている死人に向かって「ナ~ム~」と合掌しています。

ありがとうございました。 法華坊主 joe

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