彼岸の入り

2014年 09月20日 - 日常

今日は(秋の)彼岸の入りです。
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秋分の日(今年は23日)を中日として、その前後3日、合計7日間を「彼岸(ひがん)」といい、最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸の明け」と呼びます。
春分の日も同じです。春の彼岸と区別して、秋の彼岸を「のちの彼岸」と呼ぶこともあります。
お彼岸に先祖の供養(くよう)をするのはなぜでしょう?
それは、この時期の太陽が真東から昇って真西に沈むことに由来します。
仏教では先祖のいる極楽は西にあると考えられているため、真西に陽が沈む日が極楽に最も通じやすい日となります。
そこで、お彼岸にお墓まいりをしたりお経をあげたりして、先祖の霊を供養するようになりました。
もともと仏教用語でさまざまな悩みをのりこえた悟りの境地に達したあの世を「彼岸」、欲や悩みに満ちたこの世を「此岸(しがん)」といい、此岸にいる人間が彼岸に近づく方法のひとつがお墓まいりなのです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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