立春雑感

2015年 02月4日 - 日常

今日は「立春(りっしゅん)」。
今日も寒い朝のスタートでした。
立春とは、二十四節気(にじゅうしせっき)のはじめの節です。
暦の上ではこの日が春の始まりで、立春から立夏の前日までを春といいます。
旧暦では、立春から新しい年がスタートし、正月は立春とほぼ重なっていました。
今でも正月に「新春」「迎春」などの表現を使うのは、そのなごりです。
立春の前日の節分は冬と春の節目であり、大晦日のようなものです。
立春を基準にさまざまな決まり事や節目があり、立春から数えて88日目を「八十八夜」といって茶摘みをする目安にしたり、210日目を「二百十日」、220日目を「二百二十日」といって、台風などを警戒する日にしていました。
risyun
立春の早朝、禅寺では厄除けのために門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があります。
この文字は、縦書きすると左右対称になり一年間災難にあわないというおまじないだそうです。
法華では、そんなまじないに惑わされず、日々題目修行に精進することが大事だ、と説いています。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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