秋本番
2014年 09月26日 - 日常
もうすぐ10月、季節は確実に秋本番へ向かっています。
ところで、普段私たちが使っている「秋」という漢字は、『禾偏(のぎへん)』に『火』と書いています。
この秋という字の語源を調べて見ると「空」「収穫」「草木」の3つの「あき」説があります。
まず、「あき」は湿気をたくさん含んだ夏空から、秋になると高い雲や遠くまで見渡せる空になります。
そこで、明るく澄んだ空、あきらか(清明)であるという説です。
次に、禾つまりイネをたくさん穫り入れる、飽き満ちるという説です。
火という字はもともとの発音では「キ」で、それがやがて転じて「シュウ(シウ)」になり、穫り入れるという意味の「収」からきているそうです。
また、この季節になると草木が赤や黄色に色づくようになりますが、そのアカ(紅)クなるという意味が語源だともいわれています。
何はともあれ、秋の夜長を有効に活用して・・・。
ありがとうございました。 法華坊主 Joe