今年も桜が咲きました

2014年 10月4日 - 日常

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今年も境内の桜の木の1本に、桜の花が一輪咲いているのを、今朝発見しました。
この桜木は、東日本大震災「復興桜」と命名し、境内に植樹した1本です。
昨年の秋も20輪くらいの開花があったのですが、異常気象による狂い咲きと思っていましたから、今年の秋もまたまた咲いてくれたことに感激しています。

信仰的には、日蓮聖人が亡くなられた時(10月13日)に庭先の桜が時ならぬ華を咲かせたという故事から「御会式桜」といわれ崇められています。

『植物事典』で調べてみましたら、「十月桜(じゅうがつざくら)」といい、「冬桜(ふゆざくら)」という品種とともに広く「冬桜」と呼ばれることもあるようです。
全体のつぼみの3分の1が10月頃から咲き、残りの3分の2は春に咲き、1年に2回楽しめるようです。
春の花のほうが少し大きく、秋や冬に「季節はずれに桜が咲いてるな」という時はこの「十月桜」であることが多い、と記されています。
十月桜と冬桜は似ていますが、花弁と花びらで違いがあります。
花弁と花びらの数は、十月桜は”八重”で、花びらは5~18枚。 
冬桜は”一重”で、花びらは5枚。

この時期に桜の花が開花することは、何となく嬉しくなっちゃいますね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe
 

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