挨拶=ム・矢・く・タ

2014年 11月17日 - 日常

今朝は今季一番の冷え込みでした。
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昨日から、大きなニュースが続いています。
1 任期満了に伴う第12回県知事選は16日、投票が行われ、米軍普天間飛行場の返還・移設問題で、名護市辺野古への移設反対を前面に打ち出した前那覇市長の翁長雄志氏(64)が当選しました。
2 内閣府が今朝発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質GDPは4~6月期と比べて0・4%減、このペースが1年間続くと仮定した年率換算では1・6%減で、想定外のマイナス成長となりました。
3 安倍晋三首相は今日午後、アジア、オセアニア歴訪から帰国し、消費増税の先送りと衆院解散・総選挙を行うことに理解を求め18日にも解散を表明しますが、GDPが民間予測を大幅に下回ったことで、選挙戦にも影響を与えそうです。

ところで「挨拶」という言葉を私たちはよく使いますよね。
中国語で「挨」とは〈受ける〉の意味で、「拶」は刑罰の道具を指すそうです。
つまり、「挨拶」の2文字からイメージするのは「拷問」でした。
新聞報道によると、過去に中国の作家の代表団が日本を訪問し、歓迎会に出席した時の話でこんなことがありました。
会場で当日の式次第を目にした団長は、腰を抜かさんばかりに驚いたそうです。
団長の名前の下に、「挨拶」と書いてあったからです。
通訳から、それが中国語でいう「講話」のことだと聞き、団長は胸をなでおろしたという話です。

日本語の「挨拶」は、元々禅宗の用語でした。
修行者が互いの修行の成果を質問し合う事によって、悟りや知識見識等の深さ浅さを確認する行為を指します。
そこから民間へと広まり、人と会った時にとりかわす儀礼的な動作や言葉・応対などを言うようになりました。

あ⇒あかるく
い⇒いつも
さ⇒さきに
つ⇒つづける
ことが、「挨拶」だと教わったことがあります。(コジツケかもしれませんが・・・)
日常の会話に「誤解」の生じぬよう努めてゆきたいものです。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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