御歳暮 ありがとうございます

2014年 12月3日 - 日常

その1年、お世話になった感謝をこめて年末に贈るのが「御歳暮」です。
お正月に帰ってくるとされる、先祖の霊へのお供え物を本家に贈った習わしがはじまりといわれています。
それが、目上の人、お世話になった人への贈答として変化していったのです。

御歳暮に贈る品物には、のし紙をつける習わしがあります。
水引は紅白蝶結びで、名前をフルネームで書くのが正式です。
最近では表書きとのしを印刷した包装紙や、短冊などを使った簡易包装も多くなっています。
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先日こんなお尋ねがありました。
「喪中の相手に贈ってイイの?」って。
御歳暮はお祝いの品なのではないので、贈っても大丈夫です。
自分が喪中の場合も同様です。
のしや水引のついた掛け紙は避け、「御歳暮」とだけ書いた短冊にするとよいでしょう。

昔から「盆・暮れのあいさつ」って言いますが、何となく面倒くさいシキタリですねぇ。
でも、1年の感謝の気持ちをこめて、お届けしなくちゃ・・・。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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