喪中御見舞? 何だそりゃ

2014年 12月5日 - 日常

最近、「喪中御見舞」という言葉と行為が流行っているようです。
ある仏壇屋さんからのメッセージで次のような文章がありました。

「喪中はがきが届いたら、あるいは喪中はがきで初めて御不幸を知ったら・・・ご進物用のお線香を。
今さら御香典というわけにもいかないし・・・そんな時には、お線香をお贈りされてはいかがでしょう。
亡き故人様の御供養になり、ご遺族の方にもお喜びいただけると思います。
この時の表書きは、〈御佛前〉か〈御供〉が一般的ですが、〈喪中御見舞〉と書く場合もあります。
御予算は3,000円~5,000円のお線香が多いようです。」ですって。

今まで「喪中御見舞」なんていう言葉があったでしょうか。
もちろん志をお届けしようとするその意図は理解できますが・・・。

IMG_20141205_130513
また私は以前より、喪中はがきにも違和感がありました。
定められた期間、本当に喪に服しているのなら良いのでありますが、この一年間に近親者にご不幸があっただけのためにすべての年末年始のご挨拶を遠慮するなんて・・・。
本来の喪中の本意を逸脱しているように思われます。

法華坊主の穿った考え方かもしれませんが、喪中見舞いの贈答品も、喪中ハガキの乱発も、仏具屋さんや印刷屋さんの商業宣伝に屈して、シブシブ出しているのが本音ではないでしょうか。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です