寒い朝

2014年 12月9日 - 日常

IMG_20141206_070844
これから毎日のように「今季一番の・・・」との報道がなされることでしょう。
今朝も、ここ数日の朝と同じように氷点下の気温です。
寒気を伴った気圧の谷の通過の影響で、寒い朝となりました。
IMG_20141206_070903
ところで、毎度おなじみの雨と、冬から春先にかけ空から舞い落ちる雪とでは、感じや影響が全く違いますが、元をたどれば同じものです。
空に浮かぶ雲は、上空の場合、気温が低く、氷晶と呼ぶ小さな氷の粒で出来ています。
この氷晶が下の過飽和状態の水蒸気の層(雲)を通過するときに次第に発達し、雪の結晶となります。
それが更に大きくなりながら地上付近に落ちてくると、融けて雨になります。
雪の場合は、冬は地面付近も寒くて融けずに、そのまま落ちてきたものです。
普通、上空の気温は平均すると高さ1000m上がる毎に、約6℃弱の割合で低くなります。
寒波の目安は、テレビ・ラジオの放送で、よく使われるのが上空5500mの気温です。
マイナス30℃以下ですと、地面付近は0℃くらいで、上空の雪が融けずにそのまま落ちてくる状態です。
同じように1500m上空はマイナス6℃以下という目安も使われます。
上でしっかり凍った場合は、地面付近が3℃以下でも雪に変わってきます。
これからの季節、雪が心配な方は、マイナス30℃の線がかかるかどうか、地上の気温が3℃以下に下がってくるかどうかにも注意してみるとよいそうです。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です