冬至後夜雑感

2014年 12月23日 - 日常

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皆さんは昨日の冬至をどのように過ごされたでしょうか?
冬至、北半球では太陽の高さが一年で一番低い日です。
光の季節では冬の真ん中、季節の折り返し点です。
昼の時間が一番短いのは冬至、長いのは夏至、というのは日本全国共通ですが、その時間の差は北へいくほど大きくなります。
冬至と夏至の昼の時間を比べてみましょう。
北緯26度の沖縄那覇はおよそ3時間、北緯35度の東京はおよそ5時間です。
これが北緯43度の札幌では、夏至に比べて6時間以上、那覇の2倍も短くなります。
その上、太陽の高度が低いので光そのものが弱々しく、まさに光の真冬を実感します。
緯度の高い地域は、北へいくほど、光の季節の移り変わりがはっきりしているということです。

一陽来復(いちようらいふく)、太陽の生まれ変わる日。
冬至のもつ意味は、緯度の高い地域ほど大きいといえますね。
今年も残すところ一週間あまり。
悔いの無い年末をお過ごしください。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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