鏡餅 ⇒ かき餅

2015年 01月16日 - 日常

お正月の間、年神様の居場所になっているのが鏡餅。
そのため、年神様がいらっしゃる松の内の間は飾っておき、松の内が過ぎたら下げて食べ、年神様をお送りします。
年神様の依り代(よりしろ)である鏡餅には年神様の魂が宿っているとされるため、鏡餅を食べることでその力を授けてもらい、1年の家族の無病息災を願います。
つまり、鏡餅は供えて、開いて、食べてこそ意味があるのです。
鏡開きはもともと武家から始まった行事なので、鏡餅に刃物を使うことは切腹を連想させるので禁物でした。
そこで、手か木槌などで割ることになりましたが、「割る」という表現も縁起が悪いので、末広がりを意味する「開く」を使って「鏡開き」というようになりました。
鏡餅の定番といえば、雑煮やお汁粉ですが、今年の我が家は「かき餅(かきもち)」にしました。
手や鎚で割ることを「欠き割る」ということから「欠き餅」になりました。
一口大の餅を160度くらいの油で揚げて、塩や醤油をまぶすだけ。
揚げたては香ばしくて、おやつやおつまみにぴったりです。
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ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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