建国をしのび 国を愛する心を養う

2015年 02月12日 - 日常

2月11日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966年に「建国記念の日」に定められました。
昨日(11日)は、建国について賛否を表明する各種の行事が各地で行われました。

神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝うこと(紀元節〔きげんせつ〕)は、戦後占領軍の意向で祝日ではなくなりました。
しかしその後、紀元節を復活させようという動きが高まり、反対する動きを抑え建国を記念するための祝日を設けることとなりました。
その際「紀元節」から「建国記念の日」に改正されました。
そして、1966年に国民の祝日に認められ、翌年から適用されました。
「建国記念の日」が「建国記念日」ではないのは、史実に基づく建国の日とは関係なく、建国されたという事実そのものを記念する日だからだと言います。
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建国記念の日は特別な行事は特にありません。
日本書記では、日本国を統一したカムヤマトイワレビコノミコトとは、初代天皇になった神武天皇であると書かれています。
イワレビノミコト(神武天皇?)は、現在の建国記念の日にあたる、辛酉元旦(現在の暦に直すと紀元前660年2月11日)に、大和の橿原〔かしはら〕の宮で即位したとされ、そこから2月11日を「建国記念の日」に定めたという説もあります。
しかし、歴史学上では神武天皇は実在の人物ではなく「神話」として位置づけられているようです。
これを機会に日本の歴史を勉強してみることも面白いかもしれませんね。

安倍首相は今日(12日)の午後、第189回国会における、第3次安倍内閣発足後の初めてとなる施政方針演説を行いました。
安全保障をめぐる法整備を進め、憲法改正に向けた国民的な議論の深まりに期待をしてもよろしいのでしょうか。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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