春の訪れ「啓蟄」

2015年 03月6日 - 日常

今日は24節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」です。
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啓は「ひらく」、蟄は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃です。
実際に、動物や虫(種類によって違いますが)が冬眠から目覚めるのは、最低気温が5度を下回らなくなってから、平均気温が10度以上になってからだそうですよ。

「菰(こも)はずし」を啓蟄の恒例行事にしているところが多いですね。
マツカレハなどの害虫から守るために、松の幹に藁(わら)でできた菰(こも)を巻きつけることを、菰巻(こもまき)といいます。
春になって、菰をはずすことを「菰はずし」と呼ばれています。

まだまだ寒い時節ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきます。
春雷がひときわ大きくなりやすい時季でもあります。

暖かな午後でしたので、境内をひと廻りしてみました。
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春を呼び込む花が、ひとつずつ咲き出していました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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