一週間のご無沙汰でした

2015年 04月8日 - 日常

4月1日に発信ストップ宣言をしてから一週間で再開とは?と思われた方も居るでしょう。
1日~7日まで遠方へ出張しており、その間は起床から就寝まで多忙な毎日が予想されたため、4月1日でもありましたから私のささやかなエイプリルフールをプチ演じてみました。
昨夜遅くに帰宅しましたので、ブログ再開します。
またお付き合いください。

今日4月8日は、「花まつり」。
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花まつりとは、4月8日にお生まれになったお釈迦さまの生誕をお祝いする日のことなのです。
そして、お釈迦さまがお生まれになった時、「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)いわれたように、私たち一人一人のかけがえのない生命の尊さを思う日でもあります。
いまから2500年前のお話です。
インドのヒマラヤの山のふもとに、カピラバストゥという小さな国がありました。
ある夜、おきさきさまのマーヤーさまは、白い象が空からおりてきて自分のおなかにすーっと入る、不思議な夢をごらんになりました。それは王子様ご誕生を知らせる夢だったのです。
いよいよお生まれになる日が近づいてきましたので、マーヤ-さまは、ご自分のふるさとに帰ることになりました。
その旅の途中、色とりどりの花が咲いているルンビニーの花園でひとやすみされようとしたその時、かわいい元気な男の赤ちゃんがお生まれになりました。
あたりには、うつくしい音楽がひびきわたり、甘い香りの雨がふりそそぎ、王子さまの体をきれいに洗い清めました。
すると王子さまは、すっくと立ち上がり、七歩あゆまれ、天と地を指さされ「天上天下唯我独尊」と言われたのです。4月8日のことでした。
やがて王子さまは世の人々を救うお釈迦さまとなられました。
「天上天下唯我独尊」とは、「目を見開いて見渡せば、どの生命もどの生命も皆光り輝いている」という意味です。
かけがえのないいのちの自覚をそれぞれの人に呼びかけているのです。
わたしたちはこのことに気づき、その尊いいのちを輝かせるために、明るく、楽しく、仲良く生きることを実践しなければなりません。

法華宗では、インド在世のお釈迦さまとは別に、法華経の教えによる久遠という遥かに遠い昔に仏になられたお釈迦さまを「久遠本仏釈尊」(くおんほんぶつしゃくそん)を称して、信仰の基本としています。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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