座布団の正面

2015年 04月27日 - 日常

今日のTV「ぶっちゃけ寺」で座布団の表裏・前後について驚嘆の声をあげていました。
坊さんが改めて騒ぐことでもなく、一般の人の常識がなさ過ぎるのではないでしょうか。
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座布団は4辺のうち、1辺のみ縫い目のない、輪の部分があります。
この1辺が正面となります。
また、座布団の中心に縫い付けられている糸の房があるほうが、座布団の表です。
したがって房のある方を上に、さらに座布団を敷いたときに輪が膝前にくるように、座布団をすすめます。
座布団に座る時は、足で踏まないように心がけてください。
なぜならば座布団は用意してくださる側のこころが込められていると心得るからです。
座布団の脇で膝を着いた状態になり、膝から座布団に入るようにします。
座布団から降りる際も踏まないように注意します。

それを仏様に対する云々というのは後からのコジツケで、対人間であっても同じことなのです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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