ランキングなう

2015年 05月8日 - 日常

ダボス会議で知られるスイスの団体「世界経済フォーラム(WEF)」は6日、2015年の観光競争力ランキングを発表しました。
日本は141カ国・地域中、総合9位でした。
「客の待遇」の項目では首位となり、「おもてなし」の精神が高く評価され、「鉄道インフラの質」でもトップでした。
総合首位はスペインで、フランス、ドイツと続き、日本は前回13年の調査の14位から五つ順位を上げたのです。
日本は豊かな文化資源や安全性なども高く評価されましたが、物価の高さを指摘されました。
米国(4位)、英国(5位)、スイス(6位)と、上位には欧米諸国が並び、アジア太平洋地域ではオーストラリアが日本を上回る7位で最高でした。

今月10日の「母の日」を前に世界各地の母親たちを取り巻く環境について国際NGOが独自の指標で分析したところ、日本は「お母さんにやさしい国」総合ランキングで179か国中32位、先進7か国の中では6位と、アメリカに次いで低い順位となりました。
この調査は国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が毎年「母の日」に合わせて行っているもので、ことしは世界179カ国を対象に、母と子の健康状態や教育環境、それに女性の政治参加など5つの指標で独自に分析しました。
それぞれの指標ごとに見ると、日本は、妊娠や出産で母親が命を落とすリスクの低さが13位、5歳未満の子どもの死亡率の低さでは6位と、母と子の健康状態の分野では順位が高い結果となりました。
一方で、女性が暮らしやすい社会の創出という観点から各国の国会議員に占める女性の割合を調べたところ、日本はことし2月現在で11.6%と韓国やインドと比べても少なく、179カ国中140位で、総合順位を落とす大きな要因になっているということです。

20140210
今、あらゆるものがランキングされています。
気になることを検索するときに参考にすることが多いですが、その結果にはメリット・デメリットがあり、順位の移動に一喜一憂することはいかがなものでしょうか?
そして私たち一人ひとりも、他人からランキングされていることを忘れてはいけません。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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