ツバメの巣作り

2015年 05月24日 - 日常

ツバメの巣作りが盛んになってきています。
2012_0527_093040-IMG_5463
昔は農村に行けば、巣を架けやすい木造の民家があり、周囲には広い田んぼと餌となる昆虫が沢山いました。
ツバメにとっては安全な住み処を提供してもらい、人間にとっては田畑の害虫を駆除してくれるわけですから、のびのびと人間とツバメが共存していたわけです。
現在は、田畑だった場所は住宅地や駐車場などに変わり、餌となる昆虫も激減しました。
木造で巣が架けやすかった民家は、新建材で立て替えられ、ゴミが増えて天敵のカラスも増え、ツバメには棲みにくい世の中になってきました。
外壁の目立つところにある巣は、ごっそり欠けているものが目に付きますが、これらの殆どはカラスに襲われて破壊されたものです。
場合によっては建物の中にも入り込んできて、巣を壊して卵や雛をごっそり持ち去ってしまいます。
一度襲われた場所は、再び巣を架けてもまた襲われる可能性が高いですから、生き残った親はより安全な場所に巣を移動しなくてはなりません。
条件はどんどん厳しくなるばかりです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です