アジサイ一朶

2015年 06月8日 - 日常

境内のアジサイも、先週末の慈雨を受けてか咲き始めました。

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アジサイは「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が語源といわれます。
英名のハイドランジア(Hydrangea)は、ギリシア語の「水の器」を意味する言葉を語源とします。
なお、江戸時代に長崎オランダ商館の医官として滞在したドイツの博物学者シーボルトは、愛する「お滝さん」にちなみ、花の大きい一品種に「オタクサ」と命名しています。
最近、アジサイの数え方がネットクイズで話題になっています。
ものの数え方便利帳によると、アジサイの数え方には一本・一輪・一枝・一朶などがあります。
そこで、数え方の「一朶」は何と読むでしょう?
調べてみると「いちだ」と読み、一朶とは、枝一本のことで、主に花の付いた一枝、または花のまとまりで使われるそうです。
本来の意味は、垂れ下がった枝ということのようです。
ちなみに「耳朶」は何と読みますか?
そうです、あなたの身にいつもついている〇〇〇〇です。

アジサイの花言葉もいろいろあるようですが、「移り気」はアジサイの花の色が咲き始めてからだんだん変化することに由来することから、「冷淡」はその花色の印象から、「辛抱強さ」はアジサイの花期の長さにちなみます。
これから催される各地のアジサイ祭りが楽しみですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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