「入梅」雑感

2015年 06月11日 - 日常

暦の上での梅雨入りにあたる「入梅(にゅうばい)」は、6月11日頃(まさに今年は6月11日)。
とは言っても、今日の福島市は今年イチバンの31.5℃。アッツゥ~
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入梅は、芒種(ぼうしゅ)の後の最初の壬(みずのえ)の日で、芒種から数えて6日目頃です。
梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。
実際の梅雨入りとは異なります。
この日から約30日間が梅雨の期間になります。
農家にとっては、田植えの日を決めるうえでも、梅雨の時期を知ることは重要でした。
昔は、今のように気象情報が発達していないため、江戸時代、目安として暦の上で入梅を設けたのだと考えられています。
梅雨(ばいう・つゆ)は、中国、韓国、日本(北海道を除く)などの東アジアに見られる雨季のことです。
中国で梅の実が熟する頃の雨季を梅雨(めいゆ)と呼ばれていて、それが日本に伝わったとされています。
また、黴(かび)が生えやすい時季なので「黴雨」と書いて「ばいう」と名付けられたようですが、ちょうど梅の実が収穫される頃にあたることから「梅」の字をあてて「梅雨」と書くようになったといわれています。
「つゆ」という呼び方については「露」、梅の実が熟して潰れる時季であることから「潰ゆ(つゆ)」など、諸説あります。
またこの時季は、「入梅鰯」といってイワシが脂がのって美味しいの知っていましたか。
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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