夏の和菓子

2015年 06月17日 - 日常

昔?若かった頃は「和菓子」になど目もくれませんでしたが、加齢とともに饅頭・羊羹・・・チョッといただいてもいいかな、なんて感じになりました。
昨日(16日)は、「和菓子の日」だそうです。

和菓子は外国から伝わり、外国の影響を受けつつも、日本独自のものとして発展し続けています。
和菓子には、日本の四季・日本の心が詰まっており、世界に誇れる日本の食文化のひとつです。
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「和菓子の日」の由来は「健康祈願」。
嘉祥元年(848年)6月16日に、仁明天皇が御神託に基づき、16個のお菓子やお餅などを神前にお供えし、疫病を除け、健康招福(けんこうしょうふく)を祈願したことが始まりだそうです。
「嘉祥(かじょう)」は「めでたいしるし」で、鎌倉時代には、6月16日に通貨16枚でお供えのお菓子を捧げることが、吉例として定着しました。
江戸幕府においては、この日を「嘉祥頂戴(かじょうちょうだい)」と称し、御目見得以上の諸士に大広間で菓子をいただきました。
白木の片木の上に青杉の葉を敷き、その上に、饅頭・羊羹・うづら餅・きんとん・白団子・干麩・のし餅などのお菓子を積み、一人一個ずつ取らせたといわれています。
また、当時の通貨「嘉祥通宝」の音が「勝(かつ)」に通じることから、嘉祥通宝16枚で16個のお菓子を買うと福を招くといい、「嘉祥喰」としてお菓子やお餅を買い、食べることが広まっていきました。
こうした「嘉祥の祝(嘉祥の日)」を現代に復活させたのが「和菓子の日」だそうです。
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これから暑くなると水羊羹に水饅頭、さらには善哉・餡蜜・葛餅・心太が美味しい季節です。

と、夕べ書き終えてアップしようと思った頃から、おなかが痛くなりました。
クスリ要らず、イシャ要らずの自称・不死身を誇りにしてきた法華坊主ですが、ひと晩中下痢と腹痛に悩まされました。
夏の和菓子を肴に、冷えた純米大吟醸なんて・・・考えていたからですかね。
よって一日遅れの公開となりましたが、未だに万全とは行かず不快感のある一日でした。

有り難うございました。  法華坊主 joe

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