夏至雑感

2015年 06月22日 - 日常

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一年で昼の長さが一番長い夏至を迎えました。
この時期は北の地方ほど、昼の長さが長く、北極に近い地方では、太陽が一日中沈むことがない「白夜」が起きるほどです。
南北に長い日本列島でも、北へ行くほど昼の長さが長くなっています。
例えば、北海道最北端の地「稚内」では昼の長さが15時間41分で、午前4時前から日が上り、夜7時を過ぎてようやく日が沈みます。
南へおよそ1000キロ離れた「東京」は14時間35分で、稚内に比べると1時間あまり短くなります。
沖縄で一番南に位置する与那国島は13時間40分で、東京より1時間、稚内より2時間短い計算です。
梅雨空が太陽を隠してしまうことが多い時期ですので、昼の長さを実感することはなかなかできませんが、梅雨の晴れ間に恵まれた日には、ちょっと早起きをしてみては如何でしょうか。

ところで、春分・秋分つまりお彼岸の中日には牡丹餅・おはぎを食べる(春が牡丹餅で秋がおはぎ)、そして冬の冬至にはかぼちゃを食べる習慣がありますが、夏至には何を食べるのでしょうか?
調べてみますと、夏至には決まった食べ物を食べる風習は少ないようですね。
というのも・・・夏至の頃は、梅雨明けまでに田植えの仕事を終わらせなくてはいけない農家のもっとも忙しい時期のひとつなので、あまり祝い事のような事をしてる暇が無かったんじゃないかと考えられます。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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