週末プチ旅行
2015年 06月24日 - 日常
先週末に東京で用事がありました時、チョッと足を延ばして伊豆下田まで行ってきました。
その目的のひとつは、了仙寺というお寺を訪ねてみたかったことです。
徳川幕府とペリー提督が日米下田条約が締結された日本開国の国指定史跡のお寺です。
法順山了仙寺は日蓮宗の寺で、寛永12年(1635)第三代将軍徳川家光の命により、防波堤の建設、日本で初めての廻船問屋を開設するなど湊町下田の繁栄の基礎を作った下田奉公今村正長によって創建されました。
嘉永7年(1854)、了仙寺は江戸幕府と東インド艦隊司令長官のペリー提督の交渉場所となり、第13箇条の下田条約に調印しました。
安保法案で混乱している国会ですが、先人の足跡をもう一度振り返る必要がありますね。
もうひとつの目的は、下田市街と下田港を一望できる下田公園。
その広大な敷地を埋め尽くす、総計15万株3300万輪のあじさいは、訪れた人を圧倒するほどです。
あじさいと言ってもその種類は多く「クロジク西洋アジサイ」、「ウズアジサイ」、「アナベル」などの名前の付いたあじさいが100種以上見ることができます。
園内を巡る遊歩道に延々と続く大輪の花は、梅雨のころ艶やかに輝き、ひとときの静寂をもたらしてくれるでしょう。
寺の近くの公園でもアジサイ祭りが催されますが、下田公園のアジサイは今まで観た中で最高のアジサイでした。
宿泊したホテルのビーチからの見た日の出もまたよかったですね。
山育ちの者にとっては、海っていつも素敵に見えますね。
ありがとうございました。 法華坊主 joe