暑中お見舞い

2015年 07月8日 - 日常

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昨日(7月7日)の「小暑」から暑中に入りました。
「暑中見舞い」は、「暑中」にお盆の供物や夏負けをふせぐ食べ物を持参して挨拶をする習慣が大正時代に簡素化され、挨拶状をやりとりするようになったものです。
お盆の供物を贈る習慣は「お中元」に変化していったため、お盆を過ぎると表書きを「暑中見舞い」とするわけです。
挨拶状を送る習慣は、親交を深めるツールとして発達していきました。
「暑中」とは、暑い最中と察しはつきますが、実は二十四節気の「小暑」と「大暑」をさします。
「小暑」は7月7日頃~大暑までのおよそ15日間
「大暑」は7月23日頃~立秋までのおよそ15日間
この小暑と大暑を合わせたおよそ30日間が「暑中」です。
また、夏の土用(立秋前の約18日間)を暑中とする場合もあります。
「暑中見舞い」はこの「暑中」の期間に出すものですが、梅雨の最中はさすがに的外れなので、梅雨明けが明けてから出し、立秋(8月7日頃)を過ぎたら「残暑お見舞い」にして、8月末までに届くようにします。

まだ梅雨明けはしていませんが、これからひと月が「暑中」の期間です。
夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、上手に夏を越す準備をしてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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