「棚経」始まりました

2015年 08月11日 - 日常

今日からお盆の棚経が本格的にスタートしました。
棚経とは、僧侶が一軒一軒檀家を回り、お盆のお経をあげることをいいます。
棚経の棚は、盆棚、精霊棚の棚からきています。
お経も仏壇の前に限らず、精霊棚の前で読まれることもあります。
盆棚は、供物を飾る棚で、庭先や座敷に飾られます。
最近では仏壇の前に設けることが多くなっています。
お盆を表す盂蘭盆会には、逆さ吊りという意味もあり、精霊棚には、ほおずきを吊り下げたり、五色旗を下げたりと、地方や宗派によって、さまざまな飾りの決まりがあります。
棚経は、江戸時代に盛んなったといわれています。
一般的には、お盆の月に入ると開始されお盆の期間中にかけて、棚経をあげてもらいます。
特に新盆の棚経は手厚く営むものとされていて、自宅へ僧侶を招さ、さらには菩提寺で営まれる盂蘭盆会施餓鬼法要などにも参加いたします。

これから16日まで、法華坊主もガンバ・ガンバの毎日です。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

本日まで掲載していた「精霊棚」のイラストについて、私どもの不適切な取り扱いがあり、横浜市日蓮宗妙福寺さまにご迷惑をおかけしました。
削除して、お詫び申し上げます。(平成28-9-23)

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