秋の言葉

2015年 10月19日 - 日常

秋の言葉に、秋乾き(あきかわき)と秋渇き(あきがわき)があります。
秋乾きは、秋の空気は乾燥していて、物の乾きが早いことを言います。
1立方メートル辺りの水分量は、真夏だとおよそ20gですが、10月はおよそ10gで真夏の半分くらいになります。
秋は湿度が低く、日差しが強くて、日中は気温が上がるので、洗濯物を乾かしたり、布団を干すには適した気候です。
また、秋渇きとは、秋の旺盛な食欲のことを言います。
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夏から初秋は夏バテして、食欲の少ない人が多いのですが、秋の過ごしやすい気候になると、食欲が増してきます。
食べても食べても食欲は満たされずおなかが空く、そんな止まらない食欲を秋渇きと表現しています。
そして、秋は秋の味覚と言われる美味しいものが多いので、食欲は更に増すのでしょう。
秋の乾いた空気が、過ごしやすい気候を作り、秋渇きを更に促進しているようです。
でも欲望のままに食べ過ぎると・・・、まさに『天高く馬肥ゆる秋』でしょうか。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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