Halloween

2015年 10月30日 - 日常

明日31日はハロウィン。
ハロウィンはキリスト教の聖人の祝日「万聖節」(11月1日。すべての聖人と殉教者をまつる日。All Hallo)の前夜(All Hallo Eve)を略したものです。
古代ケルトでは10月31日が大晦日にあたり、この夜は先祖の霊だけでなく悪霊までやってくると信じられていました。
やがてキリスト教で悪霊を追い出す祭りが始まりますが、その祭りを子どもたちが怖がるので、ヨーロッパからアメリカに移住した人々が子どもも楽しめる行事にアレンジし、現在のようなイベントになりました。
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ハロウィンの夜、家々にジャック・オー・ランタン(かぼちゃのおばけのランプ)の灯りがともるころ、子どもたちはゴーストや魔法使いなどのキャラクターの仮装をして近所を訪ねてまわります。
仮装するのは、悪霊そのものをあらわしているとも、悪霊がその格好を見ておどろいて、にげるようにとも言われています。
そして、子どもたちが「Trick or Treat !(トリック オア トリート)」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)と声をかけて玄関をたたくと、その家の人が「Happy Halloween !(ハッピー ハロウィン)」 といってお菓子をわたし、霊をしずめます。
ここ数年、日本のハロウィンは仮装パーティー三昧になっていますが、若者たちはもう少し本来の意味を考えて祭りを楽しんでいただきたいですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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