公孫樹=何と読む?

2015年 11月18日 - 日常

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イチョウの葉が黄色く色づくと、秋も最終段階を迎えます。
漢字では「銀杏」もしくは「公孫樹」などと書きますが、「イチョウ」という発音の源は中国語にあります。
中国では宋の時代、アヒルの足のことを「鴨脚」と書き「ヤーチャオ」と発音しました。
中国南部ではこれを「イーチャオ」と発音し、鎌倉時代に日本に伝わったとみられています。
つまり、イチョウの名は水かきを持ったアヒルの足に由来しているのです。
イチョウの栽培が始まったのは11世紀頃で、中国の宋の時代です。
その実は「鴨脚子」もしくは「銀杏」と呼ばれ重宝されていました。
元の時代には栽培化が進み、中国では一般庶民の口にも入るようになりました。
イチョウの木は寿命が長いといわれていますが、日本にあるイチョウで樹齢が千年を超えるものはないそうで、鎌倉時代以降に中国から持ち込まれたと考えられています。
実のギンナンもまた美味しいですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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