良き年になるよう準備を整え

2015年 12月20日 - 日常

明後日22日は「冬至(とうじ)」です。
この日は、一年で昼間が最も短く、夜が最も長い一日です。
あっという間に日が沈み、凍り付くような冷たい風が拭きすさぶ長い夜。
師走の字のごとく、寒さに身を縮こまらせながらも年末の大詰めに奔走する頃です。
慌ただしさに少し疲れを感じることもありますが、そこで、冬至の日には小豆粥やかぼちゃを食べ、ゆず湯に入るという習わしがあります。
かぼちゃは栄養価が高いのです。
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また、にんじん、だいこん、れんこんなど、「ん」のつくものを食べると、 風邪をひきにくくなるともいわれています。
きっと、体を温める効果のある根菜類が多いからでしょうか。
小豆粥の赤い色は、邪気を祓う色とされていました。
ゆず湯の柚子には、冷え性や神経痛、腰痛などを和らげてくれる血行促進効果があるそうです。
風邪を引かぬよう、体を温めるものを摂る昔ながらの智恵です。
そして、その一番長い夜を越えれば、これからは、日に日に昼の時間、太陽が出ている時間が長くなっていきます。
季節がゆっくりと春に向かって進みはじめるのです。
そうして訪れる新しい年、2016年。
良き年になるよう、準備を整え、迎えましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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