行く年に感謝、来る年に希望

2015年 12月30日 - 日常

明日は1年の最後の日。
毎月の末日を晦日(みそか)といい、1年の最終日だから大晦日(おおみそか)といいます。
行く年と来る年の境として、各地でしめやかな行事が行われます。
この日は、新年をむかえる準備をととのえ、年越しそばを食べ、除夜の鐘に耳を傾けながら年を越します。
細く長く来年も幸せを「ソバ」からかき入れるという年越しそばは、年を越す前に食べきらないと、来年の金運に恵まれないといわれています。
立正院には梵鐘はありませんが、鐘のある寺では除夜の鐘を108回打ち、百八つの煩悩(ぼんのう)をひとつずつ取りのぞいていきます。
107回は年内に、最後の1回を新年に打って、1年間煩悩に惑わされないようにと願います。
また大晦日の深夜0時、年をまたいでお参りすることを「二年参り」といい、旧年の穢れを祓い、新年の力をいただきます。
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立正院では、大晦日午後11時30分より境内に1000個のロウソクが灯ります。
これは「献灯供養(けんとうくよう)」といって、行く年に感謝し来る年に希望を託す永遠の燈火が、幻想的な世界を醸し出します。
是非お参りください。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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