邪気を屠り、魂を蘇らせる

2016年 01月4日 - 日常

元日の朝、家族が顔を揃えて、新年のあいさつを済ませたらまずいただくのがお屠蘇(とそ)です。
御神酒(おみき)と同じ清酒のように思われがちですが、漢方薬を浸した薬酒で、家族の健康を願う気持ちが込められています。
中国で邪気を祓い不老長寿になれる薬酒として、大晦日に井戸の中に漢方薬をつるし、元旦に引き上げて酒に浸したものを年少者から順番に飲んだことに由来します。
「お屠蘇」という名前には、邪気を屠(ほふ)り魂を蘇らせるという意味があります。
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もちろん元朝にお屠蘇を頂戴いたしましたが・・・。
昨夜、今年初めての新年会に出席するため街へ繰り出しました。
正岡子規の句に「酔蟹や新年会の残り酒」というのがありますが、息の合った友人と新年を祝って催される宴は格別です。
新年の抱負や近況などを語り合う場は、年末からのストレス解消にはうってつけで、少々過ぎましたせいか、今朝は温い陽気も手伝って二日酔いのモヤモヤ気分でした。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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