春に向けての準備

2016年 02月1日 - 日常

今日から2月。
2月の別名は如月(きさらぎ)です。
中国最古の辞典である「爾雅(じが)」の中の「釈天(しゃくてん)」に「二月を如となす」とあり、漢字はそこからそこからきたようです。
しかし、中国では「きさらぎ」とは読みませんから、読み自体は日本で作られたものでしょう。
その由来にはこれまた複数あります。
1)2月は、ぽかぽか陽気になってうす着になったかと思えば、寒さがぶりかえし、一度脱いだ着物をさらに着なおすので「衣」を「更」に重ね「着」するから「衣更着(きさらぎ)」になったという説。
2)「生更ぎ」からきており、寒い冬から春に向かって草木が生き返り、新しい芽(め)を吹くことを意味する言葉という説。
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立春(りっしゅん)を過ぎれば、こよみの上では春になるといってもまだまだ寒い日が続きます。
そんな中でも、草や木は着実に春に向けての準備を始めている月なんですね。
その他には、梅月(ばいげつ)、梅見月(うめみづき)、雪消月(ゆきぎえづき)、初花月(はつはなづき)、木芽月(このめづき)など、次の季節、春を待ち望む気持ちが伝わってくる言葉が多いですね。
間違いなく、春はもうすぐそこまで来ています。
今月もがんばりましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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