とどまるのか、帰るのか?

2016年 03月8日 - 日常

気象庁は今日(8日)、東日本大震災から5年間の余震まとめを発表しました。
本震(マグニチュード=M9.0、最大震度7)を含む最大震度1以上の地震は、計1万2077回だそうです。
震災からの1年間では8112回、この1年では615回に減少しましたが、震災以前の10年間の年平均(306回)と比べ、2倍の発生頻度となっているそうです。
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そして、今も10万人近い被災者が県内外で避難生活を続けている吾が古里・福島県。
震災から5年目を前に、原発事故の影響を強く受けた地域では、避難指示が少しずつ解除されてきています。
その中で、避難先にとどまるのか、故郷に帰るのか、人々は大きな選択を迫られています。
「帰る、帰らない」それぞれの選択の背景には、どんな葛藤があるのでしょうか。
その決断の先に待ち受けているものは何なのでしょうか。
先週末に、浜通りの南相馬市小高区を訪ねました。
復旧作業の大型トラックが往き来する中、住民の姿は見当たりません。
一昨日は、やはり避難地区の川俣町山木屋を訪ねました。
長閑な山あいの町には、黒い遮蔽袋に入った除染汚泥が山積みにされていました。
今週から来週にかけて、福島・宮城・岩手の被災三県を訪れ供養と視察を行いますが、復興とは名ばかり、ゴールはまだまだ先にあるようです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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