春の訪れ喜ばしく

2016年 03月18日 - 日常

昨日(17日)は、彼岸の入りでした。
京浜地区のお檀家さんのお参りを兼ねて、積み残したった所用を済ませるべく上京してきました。
さて、お彼岸にご先祖さまの供養をするのはなぜでしょう?
それは、この時期の太陽が真東から昇って真西に沈むことに由来します。
一般に、仏教ではご先祖のいる場所は西にあると考えられているため、真西に陽が沈む日が浄土に最も通じやすい日となります。
そこで、お彼岸にお墓まいりをしたりお経をあげたりして、ご先祖の霊を供養するようになりました。
もともと仏教用語でさまざまな悩みをのりこえた悟りの境地に達したあの世を「彼岸」、欲や悩みに満ちたこの世を「此岸(しがん)」といい、此岸にいる人間が彼岸に近づく方法のひとつがお墓まいりなのです。
また、お米などの作物を作ってきた日本人にとって、春の訪れはとても喜ばしく、これからの豊かな実りを願う時期です。
こうした自然に対する感謝や祈りが、ご先祖さまに感謝する気持ちにもつながっています。
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今年の春の彼岸は、20日がお中日、23日が彼岸明けです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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