サクラも足踏み

2016年 03月24日 - 日常

昨日までと比べると、どんよりとした寒空で花冷えの一日となりました。
私は、学生時代から15年余り、大塚・巣鴨・駒込と3回ほど引っ越ししましたがいずれも東京都豊島区のJR山手線沿線に住んでいました。
その近くに「ソメイヨシノ発祥の地」の表示があったことを憶えています。
JR山手線の駒込駅の北口を出ると すぐに「豊島区立染井吉野桜記念公園」があり、名前の通りソメイヨシノはこの地域で発祥したとのことで、その由来を説明する碑が建っているのです。
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現在全国に植えられているソメイヨシノは、明治初年に東京・染井(そめい=現在の豊島区巣鴨付近)の植木屋から売り出されたサクラだそうです。
サクラと言えば、ソメイヨシノと言われるほどこの品種は日本中に広まっていますが、江戸時代にこの地で、エドヒガンザクラとオオシマザクラが自然交配してできた品種と言われています。
また、ソメイヨシノは接木で増やすので、全ての木が同じ遺伝子を持ったクローンです。
遺伝子が同じなので、気温などの開花条件が同じになったときに咲きます。
つまり、同じ気候条件で「サクラ」が開花するので、天気予報で、開花時期が予想もできるし、開花や満開の日の早いか遅いか、毎年の気候の違いもわかるわけなのです。
福島でも、ソメイヨシノの開花が待たれますね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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