揶揄節

2016年 04月1日 - 日常

新年度がスタートしました。
yjimageQGB93X11
4月1日といえばエイプリルフール。
昔からこの日の午前中だけは嘘をついてもいいとされていて、ユニークな嘘から、まるわかりの嘘まで、いろいろな嘘が飛び交う日です。
エイプリルフールの由来は諸説ありますが、一番仏教的なものを紹介いたしましょう。
インドでは修行僧が、春分の日から1週間、過酷な悟りの修練を行います。
その修行が終わる日が4月1日。
せっかく悟りの境地に達したのに、すぐに現世に戻ってくることから、「修行がムダになる」として、笑いの種になっていました。
この修行期間が明けた日を、「揶揄節(やゆせつ)」と呼び、他人にムダなことをさせてからかう習慣が、エイプリルフールとして定着したそうです。
このインドの修行僧説の他にも、国王に反抗説、ノアの方舟説、バカな魚説、キリスト説などがありますが、実はエイプリルフールに嘘をついてもいい、ということ自体が嘘なのかもしれませんね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です