花と詠まれれば「桜」

2016年 04月4日 - 日常

昨日の福島は最高気温22.0℃のお花見日和。
今日は低気圧が本州南岸を東へ進んだ影響で、春の冷たい雨。
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桜の頃は天気が変わりやすい時期でもあるため、なかなかすっきりと晴れない様子を花曇(はなぐもり)、急に冷え込む寒さを花冷え(はなびえ)といいます。
それから、桜の花にかかる雨を桜雨(はなあめ)といい、花びらを散らしてしまう雨や水に流れていく様子を桜流し(さくらながし)と表現します。
花の上に宿る露は花の露、花から滴り落ちる雫は花の雫です。
花見の時に着る衣装を花衣(はなごろも)、桜を愛でている人のことを桜人(さくらびと)、花見に行って疲れてしまうことを花疲れ(はなづかれ)と言うそうです。
花疲れだなんて、なんとも風情のある言葉ですね。
平安の昔より「花」と詠まれれば「桜」を意味するほど特別な存在だったように、日本語には桜にまつわる美しい言葉がたくさんありますね。
そして、雨もまた良し・・・。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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