「土筆」何と読む?

2016年 04月9日 - 日常

「土筆」、何と読みますか? 
そうです、「つくし」です。
土筆(つくし)は、杉菜(スギナ)が繁殖するための胞子を撒く、胞子茎と呼ばれるもので、河川の土手や田の畔・野原などの陽のあたる所に生えており、今が盛りです。
サクラの満開の下で、健気に生える土筆の姿は、春の風物詩のひとつですね。
yjimageJWEJ30YB
土から出たての先の硬いつくしは、湯がいてアクを取った後、おひたし、胡麻和え、からし和え、卵とじ等にして食べると美味しいそうです。
ただ、茎の節々についている袴(はかま:実は土筆の葉である)を、調理する前に1本1本取り除かなくてはなりませんのでご注意。  
土筆には、「つくしんぼ」「つくづくし」あるいはその形状から筆の花等の異称がありますが、古句では「つくづくし」と詠まれることが多かったようです。
早春に地面から芽吹き、細筆を上に向けたような形状が筆に似ているので「土筆」という綴りがあります。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です