ハイドランゲア=「水の器」

2016年 06月23日 - 日常

今日は「沖縄慰霊の日」で、糸満市の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が行なわれました。
去年、戦後70年の節目にあたり沖縄を訪ねましたが、今年もその機会をぜひ得たいと念願しています。
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梅雨の訪れを告げる花、紫陽花(アジサイ)がきれいに色づいています。
アジサイは、アジア、北アメリカに約40種類が分布する低木で、日本には約10数種があります。
土の酸度がひとつの要因となって花色が変化し、アルカル性で赤っぽく、酸性で青っぽくなるとされます。
その性質を利用して、西洋アジサイは酸度調整によって花色を変化させた鉢花が出回ります。
アジサイの名前にはどんな由来があるかご存知ですか?
和名の「あじさい」は集(あづ)・真藍(さあい)が変化したもののようです。
集(あづ)は集まる、真藍(さあい)は青い花という意味です。
つまり、アジサイは「青い花が集まって咲いている」花の姿を表現した言葉からきました。
一方、学名は「ハイドランゲア」で、これはラテン語で「水の器」という意味だそうです。
アジサイの枝を切ると、1時間もしないうちにしおれてしまいます。
他の草花に比べて葉の気孔が多く、より多くの水分を失うためです。
アジサイの花は乾燥に敏感なので、庭木に水をやる時の目安になるそうです。
アジサイは、水を好むことといい、梅雨時にぴったりの花といえるでしょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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