一度くらいは飲んでみては

2016年 11月17日 - 日常

今日(17日)、今年のボジョレー・ヌーボーが解禁となりました。
解禁日は、毎年11月第3木曜日と決められています。
当初は11月15日だったようですが、日付固定だと休日になってしまう(業者が休みで困る)年があるため、1984年から現在のように改められたという経緯があります。
 毎年盛大に売り出されるため美味しいのかと思いきや、飲んでみてがっかりしたという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
しかし、そのがっかりは早トチリした飲み手側が悪いのだそうで、そもそもボジョレー・ヌーボーとは味わうワインではないのだという方もいます。
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ボジョレー・ヌーボーとは、フランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られるワイン(ボジョレー)の新酒(ヌーボー)です。
シャンパンやスコッチと同じように、特定の地域で作られたお酒というものです。
ボジョレー・ヌーボーは、その年に収穫されたぶどうの出来を確認するための試飲酒で、炭酸ガスを注入する急速発酵技術を用いて数週間で醸造されるため、深味のない軽い感じの味になるようです。
ワインメーカーやぶどう農家がその年の収穫を祝ったり、販売業者がその年の購入量を決める目安にしたりというのが、ボジョレー・ヌーボーの本来の飲まれ方ですから、味はあまり期待しない方が良さそうですね。
でも、新しもの好きの日本人ですから、今夜の食卓にはボジョレーが並ぶことでしょう。
世界で日本だけしか盛り上がっていない現象ですが、まだ飲んだことがない人は一度くらいは飲んでみてはいかがでしょうか?

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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