師が馳せる

2016年 12月1日 - 日常

今日から12月。
カレンダーも最後の1枚となりました。
皆さんもご存知のように、12月を師走(しわす)と言います。
師走の語源には諸説があり、正確にはわかっていません。
そこで現在のところ有力視されている説をご紹介しますと、1)師(僧)が走る説、2)年果つ説、3)当て字説 などがあります。

わたくしは法華坊主ですから、1)について紹介しましょう。
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師(僧)とは、お寺のお坊さんのことです。
日本には昔から年末になるとお坊さんに自宅まで来てもらい、お経を唱えてもらう風習がありました。
そのため、年末が近付くとあちこちから依頼がくるお坊さんは、東西を行ったり来たりと大忙しになります。
その様子を見て「師が馳せる」から師走になったという説です。

師走の語源は正確にはわかっていないものの、12月は何かと忙しくなる時期ですよね。
走り回る必要のない落ち着いた師走を過ごせるように、今からお歳暮や年賀状の準備を万全に整えておきましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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