冬至なのに、あったかいんだから

2016年 12月21日 - 日常

昨日は15.1℃、今日は16.0℃と、11月上旬並みの連日暖かい陽気です。
今日は「冬至(とうじ)」です。
冬至は陽の光も弱く、この日を境に日が長くなっていくため、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、世界各地で古くから冬至の祝祭が盛大に行われています。
また、旧暦では冬至がこよみを計算する上での起点となり、立冬と立春の中間が冬至で、冬の真ん中となります。

冬至というと、カボチャとユズ湯のイメージがあります。
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ユズ湯には、ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」という語呂合せもあります。
ユズ湯に入ると1年間風邪をひかないといわれています。
ユズには血行をそくしんして冷え性をやわらげたり、体を温めて風邪を予防する働きがあり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果もあります。
さらに、香りによるリラックス効果もあるため、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
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冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています.
カボチャを漢字で書くと南瓜(なんきん)で、「運盛り」のひとつです。
カボチャはビタミンAやカロチンが豊富で、風邪や中風(脳血管しっかん)予防に効果的といわれています。
本来、カボチャの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための知恵でもあったのです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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