小寒=寒の入り

2017年 01月5日 - 日常

「寒の入り(かんのいり)」という言葉を聞いたことがあるのでしょうか。
ニュースを見ていると、時々「寒の入りを迎えました」と気象予報士が言っているのを聞くことがありますが、寒の入りとは一体何のことなのでしょうか。
「寒さに入る」と読めることから、何となく冬を表す言葉だということが推察できますが、実際にはどうなのでしょうか。
季節を表す言葉・節気の中の「小寒(しょうかん)」から「立春(りっしゅん)」の前日までの1ヶ月の期間のことを、「寒(かん)」と呼びます。
今年の場合、小寒は今日1月5日、立春が2月3日ですから、1月5日から2月3日までが寒となるのですが、その寒の期間に入る日のことを「寒の入り」と言います。

小寒は、小さい寒さと書くように寒さが厳しくなり始める時期という意味がありますが、今日の天気はまさに寒さが本格化していると言ってよいでしょう。
なお、小寒から4日目を「寒四郎(かんしろう)」と言い、この日の天気がその年一年の麦の収穫に影響があるとされており、麦の厄日とされています。
また、小寒から9日目に降る雨を「寒九の雨(かんくのあめ)」と言い、この日に雨が降ると豊作の兆しがあるとされています。
いずれにせよ、法華坊主は寒さが苦手です。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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